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時々、ホントにトキドキではあるが、幼稚園でのリトミック指導中、シューベルトの"子守歌 Wiegenlied"をドイツ語で歌う時がある。ホントにトキドキ。
リトミックの流れの中で子どもたちが動きを止め、静かに寝ている時に歌ったり、或いは、卒園してゆく子どもたちへの贈り物として3月ごろに歌う時もある。
ドイツ語の歌を聴きなれない子供たちは、私が歌いだすと一斉に笑い出す。
「エー!それなにー!」「おもしろーい!」
確かに。「ドイツ語の歌」だけでなく、私の歌声はこれまた普段聴きなれない"クラシックの発声法。不思議な歌に聴こえるのかも。
でも。
歌い終わると、
「エー!何語?」「英語?」「フランス語?」「なんの歌?」などの質問や、私の声の真似っこなど、興味アリアリの反応。
「これはドイツ語です」と答えると、「エーーーーーーーーー!」
「みんな、ドイツ語知ってた?」と質問すると、「知らなーーーーーい!」
ああ、やっぱりドイツ語は初めてか… と0.005ミリほど落胆しつつ、ドイツリートに興味を持ってもらえたぞと、自己満足感もアリアリで。
自分が好きで歌っているドイツリートは、老若男女みんなが知っているというわけでもないジャンル。子供たちが大人になった時、
「あ、この曲、聴いたことがある!」「ドイツ語って、幼稚園の時リトミックの先生が歌っていたような????」
と、ふとした時に思い出してもらえたらうれしい。
音楽は、モノとしてカタチに残らない。
だから、歌を聴いた瞬間の想いを、心の片隅にチョコっととどめておいてほしい。そんな"想い出"をたくさん作るために歌っている。
と、私は思う。
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