一昨日は、3月の「楽しく身近にクラシック鑑賞講座」でした。3月のイベントの一つ、卒業式や旅立ちがテーマで、11名の方が参加され、音楽を楽しみました。
前半は、卒業式でよく流れている曲を使い、模擬卒業式にしてみました。
"卒業生入場"ではワーグナー、"卒業証書授与"ではバッハ、"卒業生退場"ではエルガーを選曲。みなさん、どんな卒業式の思い出を浮かべながら聴いて下さっていたんでしょうね、、、、
換気を兼ねて休憩をとった後、後半では「告別」と標題のついた二曲を取り上げました。
ベートーヴェンはピアノソナタ「告別」で、戦争のため、離れ離れにならなければならなかった友人とのことを音楽にしています。
またハイドンは、長引く仕事の都合で家族の元に帰れない楽団員たちの「僕たち帰りたい」という切実なメッセージを雇い主に伝えるため交響曲を作曲。これは映像で演出の面白さを観ていただきました。みなさんも機会があれば是非観て下さい。クラシックコンサートの意外な面白さを発見できますよ。
さて、来月、4月9日のテーマは「春!春!春!」です。ちょっといつもと違った形で講座を楽しんでいただく内容を企画しています。詳細は改めてお伝えしようと思います。
次回もぜひお楽しみに!
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